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口腔外に問題があり、口臭が発生しているケースとは?

口臭には病的口臭と生理的口臭の2つがあります。


病的口臭は、虫歯、歯周病、副鼻腔炎などが原因であり、健康であれば本来はしないはずの口臭のことです。一方の生理的口臭というのは体臭と同じで誰にでもあるニオイになります。


(困ったことに体臭に強い弱いがあるように口臭にも強い弱いがあります。)


基本的に口臭というのは口の中にその原因がありますが、1割ほど口の外に問題があることがあります。だいたい口腔外が原因の場合は病的口臭であることがほとんどです。


1.慢性副鼻腔炎
2.逆流性食道炎
3、内臓疾患(後述します。)


このあたりが口の中以外の口臭の原因です。


「胃腸が荒れていると口臭もキツくなる!」という話はよく耳にしますが、これは正しい情報とはいえません。胃の調子が悪いせいで口臭が発生することはあずありえないんですね。


胃の中の空気が、ゲップによって口から吐き出される際に、臭いがするため胃の状態が口臭に影響すると勘違いしがちなんですが、ゲップの臭いというのはあくまで一時的なものであって、慢性的に臭う口臭とは違います。


胃の状態が口臭に影響するとすれば、「胃の働きが低下することで舌苔(ぜったい)が出来やすくなる」ということが考えられますが、それぐらいです。荒れた胃からニオイが逆流してきて口臭になるということはありません。


同じように口の中以外の口臭の原因として腸内環境が影響するという話も有名です。


偏った食生活や便秘、薬の使用などで悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると老廃物が腸内で悪臭ガスを発生させて、それが腸壁から血液に溶け込んだ後、血液が全身を巡って肺から呼気に混じって悪臭ガスが排出されて口臭となるといわれています。


「腸内の悪臭ガスが肺からでてくる」ということは実際ありうるそうですが、ただ、悪臭ガスは穴という穴から排出されるため、肺に届いて口臭になる前に、体の毛穴から出ていきます。そのため肌荒れや体臭に影響はでても口臭にでてくるのは非常に稀だと思います。


便秘のせいで肌荒れという話は聞いても口臭がするということは聞きませんし。


なお、医学的に以下のような内臓疾患の場合、独特の口臭が発生するといわれています。


● 肝硬変症(末期)・・・アンモニアっぽい臭い
● 糖尿病性ケトアシドーシス・・・酸っぱい系の口臭(ケトン臭)
● 尿毒症・・・アンモニアっぽい臭い
● 肺化膿症・・・膿の臭い


などなど。明らかにおかしな口臭がする場合はこうした病気の可能性があるということなので覚えておくといいと思います。


普通、口臭は歯科にいけば9割方解決できます。それ以外は例えば、副鼻腔炎や膿栓であれば耳鼻咽喉科でしょうし、肝障害であれば肝臓内科、糖尿病であれば糖尿病科に行って治療してもらうのが根本的な口臭の治療になります。


病的口臭というのは病気の元を断たない限りはいつまでも臭うものです。放置して治るものではないものがほとんどなので、医療機関で診察してもらうのが賢明でしょう。